弓ヶ浜水産 ニッスイグループ

魚の出前授業

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佐渡市立加茂小学校に、山津水産(株)*イートフィッシュプロジェクトの一環として、*おさかなマイスターが来校し、「魚の出前授業(第22回)」を開催。佐渡では初となる「魚の出前授業」に、この日は小学5年生1クラス38人が魚の知識、さばき方、調理の仕方など教わった。

 

出前授業は通常、アジやサバ・サンマなどを使い教えるそうですが、今回は弓ヶ浜水産(株)が協力のもと、今年水揚げされた佐渡サーモンを使い授業が行われました。

報道カメラ3名、記者2名と、想像以上に報道各社が集まる中、おさかなマイスターの資格を持つ小田課長代理(山津水産)を中心に、弓ヶ浜水産(株)佐渡事業所の山本所長、田中職員がプロジェクターを使い、子ども達に鮭の種類や成長過程を優しく丁寧に教えました。子ども達は真剣に聞き入り、あっという間に約30分の講座は終了。

その後、エプロン・三角巾・マスク姿に着替えた小学生達は調理室に集合し、おさかなマイスターの包丁さばきを見学。3キロはある鮭を手際よく3枚におろしていきました。お見事です。

次に、今日は鮭のバター焼きを作るということで、小学生達はそれぞれ班に分かれ、鮭の切り身に塩コショウで味付けし、バターをひいて切り身をフライパンで焼いていきます。ドキドキしながらもマイスターにコツを教わりながら、みんな上手に焼いていました。

 

全員でいただきますをして実食。みんな美味しいと大好評。

インタビューしたところ、島っ子といえど、普段は肉を食べることがほとんどで、魚はあまり食べない子が多いということが発覚!(ショック!!)

しかし今回、魚の美味しさを感じてくれたようで、ある男の子は家に帰ったらお母さんに言って、今後も魚料理を食べたいと言ってくれました。

最後はおさかなマイスターから子ども達に修了証が授与され、今回の「魚の出前授業」は終了。

また子ども達の感想はというと、

「鮭が生きているみたいで怖かった」

「触ってみると、ウロコがつるつるしていた」

「魚くさい!」

「初めて鮭を料理して楽しかった」

「切り身がうまいと思った」

などなど。

近年、魚離れが進んでいる子ども達が少しでも魚に親しみを持ち、そして佐渡サーモンが地元の子ども達に根付き、食べてくれるようになればと願い、学校を後にしたおさかなマイスター達でした。

2016.9.29

 

*1…イートフィッシュプロジェクトとは、子どもたちに魚食に対する関心を持ってもらうため、小学校やその他様々な会場で魚食のすばらしさを広める、山津水産(株)プロジェクトの1つ。

*2…おさかなマイスターとは、魚を美味しく賢く食べてもらうため、魚食普及のため、魚の知識や、食べ方、調理方法などを伝えると同時に魅力を伝える「さかなの伝道師」のこと。日本おさかなマイスター協会が認定。

 


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