銀ザケ等の稚魚を和木漁港沖合いで飼育を開始してから、早や3カ月が経ちました。
そこで今回は、魚がしっかりと成長しているかを確認するため、全イケスで100尾魚体測定を実施しました(1月頭にも実施)。
体測ではまず、イケス内の魚を捕り網で寄せ、麻酔薬の入ったタンクに約30尾ほどサンプリングし、おとなしくなるまで待ちます。そして1尾ずつ魚体重と尾叉長(口の先端から尾ビレが二叉する中央部分の凹みの外縁まで)を計測・記録、これを1イケスごとに複数回行います。その後、計測したデータから成長率と肥満度をパソコンを使って算出し、イケスごとにおおよその魚体重組成を導き出しました。
今後は、1月体測と今回の2月体測の結果をもとに、餌やりの方法や方針、そしてどのイケスから水揚げを行うかの検討をします。
イケスや魚種にもよりますが、最も大きいもので約1.5kgにまで成長していました。
まるまると太っていて、すでに美味しそうです!!笑
2019.2.13