6月28日に、市内にある小学4年生の1クラス(先生3名+児童30名)が、総合学習の一環で佐渡事業所に来られました。
というのも、今回の見学が決まったのは、子どもたちへの「学区内の調べてみたい・現場を見てみたい」アンケートで、見事1位に選ばれたということで、先生よりお話をいただき、学習の場になったのです。
当日は雨がぱらつきましたが、子どもたちはカッパを着用し、メモ用紙を片手にしっかりと話を聞いていたのが印象に残っています。
子どもたちは3班に分かれ、
A:船にて沖漁場のイケス見学
B:和木漁港内の散策(定置網漁船、定置網の仕組み紹介、当日水揚げされた魚の観察)
C:事務所内にて会社紹介(佐渡でのサーモン養殖の取り組み、魚食の重要性PRなど)
を30分ずつのローテーションで全て回ってもらい、学習していただきました。
また、定置網組合の大船頭や地域の方にもご協力をいただき、今朝定置網で獲れたばかりの魚を水槽で保管し、子どもたちに生きた状態での魚(トビウオ、カワハギ、ハチメ、フグ、サメ、イナダ、タイ、クラゲ、etc…)を見てもらうなど、普通では体験できないことも経験してもらいました。
全体あいさつの様子
A:船に乗って気分はサイコー!
A:沖漁場へ出航
A:自動給餌機いかだに目は釘付け
B:生きた魚に子どもたちは大興奮
B:大きな漁船にも興味津々
B:魚はこのようにして獲れます
友だちと相談しながらメモ
C:佐渡(和木)は最高の立地なんです。
今回の総合学習を通して、若者が未来の水産業へつながることに期待をしつつ、今後も弓ヶ浜水産 佐渡事業所は、地域貢献と佐渡島に根付くサーモンづくりを行いながら、持続可能な水産業をリードすべく、突き進んでいきたいと思います。