2014年6月より鳥取県栽培漁業センターが試験的に生産したマサバ人工種苗を当社海面漁場に搬入して以来スタートしましたマサバの養殖事業が、この度2期目(2015年6月搬入魚)の水揚げに至りました。
更に今期より関係会社である日本水産大分海洋研究センターによる採卵時期を早めた人工種苗も導入し、採卵時期の早期化等の研究を行っております。
天然魚のマサバは、寄生虫(アニサキス)のリスクがあるため生食用として提供されることは稀ですが、人口種苗による養殖魚に配合飼料を給餌することでそのリスクの大幅な低減が可能となり、より多様なメニューへの展開が期待できます。